おくるみについて調べていると、デメリットや否定的な意見もあり、結局使用するべきかどうか迷う方も多いと思います。
おくるみは赤ちゃんの入眠を助けてくれるとても便利な育児グッズですが、正直に言えばメリットばかりでなくデメリット(注意点)も存在しています。
そこで、このページではおくるみのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
おくるみのデメリット
おくるみのデメリットを具体的に挙げると下記の3つになります。
3つのデメリットそれぞれをもうちょっと詳しく紹介していくです〜
おくるみの使用可能時期を間違えると危険
おくるみは便利な寝かしつけグッズですが、使用可能な時期は凡そ生後間もない頃〜長くて生後6ヶ月頃まで、とされています。
これは、生後6ヶ月頃までにほとんどの赤ちゃんで①モロー反射の消失②寝返りの頻度上昇が見られるためです。
この推奨期間を超過しておくるみを使うと、赤ちゃんの寝返りと同時に呼吸を阻害する危険性があり、デメリットとなる場合があります。
おくるみの使用可能時期はちゃんと知っておかないとデメリットになるです〜
おくるみ無しで寝ないクセが付く可能性アリ
最もおくるみのデメリットとして多く挙げられるのが、この「おくるみ無しだと寝なくなってしまう」というものです。
個人差はありますが、おくるみの効き目が高い赤ちゃんほどなりやすく、理由は「おくるみを巻く=寝る」というサイクル(クセ)が完成し抜け出せないことにあります。
普通は嬉しいサイクルなんだけど、ずっと抜け出せないのも困る…
ずっとおくるみが使用できれば問題無いのですが、先の項目の通り生後6ヶ月頃までにはおくるみを卒業させるべきのため、このサイクル(クセ)を抜けられない場合明確なデメリットです。
おくるみは適当に買うと合わないことも
おくるみのデメリットを調べていると、「うちの子にはおくるみが合わなかった」という意見も見かけると思います。
こうした意見の原因の1つは、合わないおくるみを選んでしまっていることです。(確かに、どうしてもおくるみが嫌いな赤ちゃんもいます)
なんで合わないおくるみを選ぶです〜?
それはおくるみと一口に言ってもこんなに種類(ブランド)があるからだよ…
上記で紹介しているブランドはほんの一部ですし、ブランドの中でもおくるみによって肌さわり・腕の固定位置などが全く違います。
最近はメーカーごとに、多くの赤ちゃんに合うように、と様々なおくるみを世に出してくれていますが、逆にそれが仇になっている形です。
そのため、自分の赤ちゃんに合ったおくるみをうまく選べていない、ということは実は珍しくなくなってきています。
おくるみのデメリットを避けるには?
ここまでおくるみの主なデメリットを3つ(使用時期を誤ると危険・無しで寝なくなる・合わないリスク)挙げました。
ここからは少しでもおくるみのデメリットを減らすにはどうすれば良いのか?をご紹介していきます。
おくるみの使用時期を把握
まず、おくるみの使用可能時期は生後0ヶ月〜最長6ヶ月とされています。
【最長】6ヶ月としているのは、赤ちゃんそれぞれでモロー反射の消失と寝返りが本格化するタイミングが異なるためです。
こちらでもう少し詳しく解説していますが、おくるみはモロー反射を抑えることで赤ちゃんの入眠を助けるグッズのため、モロー反射がなくなれば役目を終えます。
また、寝返りを頻繁にするようになるとおくるみが赤ちゃんの動きを変に阻害する可能性があるため、避けた方が良いです。
ここまでの内容をまとめると以下の表になるです〜
赤ちゃんによって異なるのであくまで目安ですがどうぞ!
また、厳密には生後3~4ヶ月以降は寝返りできる赤ちゃんも多いので、その頃からは腕が出せるスワドルアップステージ2やスワドルサックのようなおくるみがオススメです。
おくるみ卒業対策を知っておく
おくるみを何となく卒業できる赤ちゃんもいますが、無いと寝ない…という場合を想定して、どのような卒業方法があるか知っておくといざという時安心です。
具体的には、こちらで詳しく説明していますが、腕出し練習で慣れさせる・適度な包まれ感のあるスリーパーを用いる、などの方法があります。
おくるみを買うならシッカリ選ぶ
赤ちゃんによって寝る時に好む腕の位置・拘束感(包まれ感)はかなり異なります。
そのため、赤ちゃんに合ったおくるみを探す(更に予算に合わせて)こともおくるみのデメリット軽減には大切な作業です。
でもどうやって探せばいいか分からないです
という方は当サイトの「おくるみナビ」という機能からまず始めてみることをオススメします。
いくつかの簡単な質問に答えるだけで、簡単に合ったおくるみを提案します。
おくるみについて何が分からないのか分からない…という段階の方にもとっかかりとしてオススメです。
おくるみには高価なものもあるので、メルカリなどで購入して試してみるのもアリですね!