赤ちゃんの睡眠改善のためにおくるみを探していると、良くスワドルアップやスワドルミーという名前を目にすると思います。
スワドルアップもスワドルミーも赤ちゃんのモロー反射対策に有効な整形済みおくるみですが、違いをご存知でしょうか。
実は構造などに大きな違いがあるので、今回はスワドルアップとスワドルミーの違いについてご紹介します。
スワドルアップとスワドルミーの違い①【ブランド】
まず、スワドルアップとスワドルミーは半分以上同じ名前ですが販売元・ブランドが全く違います。
簡単にまとめると以下の表のようになるので、買い間違い防止などのためにもざっくり把握しておきましょう。
それぞれ詳しくご説明しますね
スワドルアップはLOVE TREE
スワドルアップはオーストラリアのLOVE TREE(ラブツリー)が販売している整形済おくるみで、日本ではマザースマイルが正規に取り扱いしています。
?どういうことです〜?
簡単に言えばLOVE TREEの物をマザースマイルが輸入しているってこと!
そのため、AmazonでYahooでも販売元などの表示は基本マザースマイルかLOVE TREEと標記されています。
違う場合は並行輸入品の場合も多いのでしっかり「スワドルアップ」と記載があるか、製造元がLOVE TREEか見るようにしましょう。
スワドルミーはSUMMER INFANT
スワドルミーはアメリカのSUMMER INFANT(サマーインファント)が販売している整形済おくるみで、日本の正規店は現在不明です。
正規店不明なんです〜?
過去は日本育児という企業が正規店だったのですが今は無い…みたいなんですよね
そのため、Amazon、楽天、Yahooで扱われている物は各業者がそれぞれのルートで輸入した物になります。
そのため、スワドルミーは価格のバラツキが大きく類似品も多くなっているのでしっかりサマーインファントなどの標記を確認するようにしましょう。
スワドルアップとスワドルミーの違い②構造
似たような形に見えますが構造面での違いは大きく、まとめると下記の表のようになります。
また順番に紹介していくです〜
閉じる構造の違い
スワドルアップは下記の画像のように中心のファスナーを開けて足と手を入れて閉じる、という構造になっています。
かなり直感的かつファスナーなので調節も何もないので、どんな人でも簡単に同じ状態のおくるみができることがスワドルアップのメリットです。
それに対してスワドルミーは開くと下記画像のような見た目で、下の袋部分に足を入れ、上部分を赤ちゃんに巻きつける構造になっています。
また、巻きつける上部分にマジックテープが付属しているのでしっかり巻いた後固定することが可能です。
そのため、スワドルアップはファスナーで閉じるだけ、スワドルミーは上半身は巻いて使う、という構造の違いになっています。
手を固定する位置の違い
スワドルアップとスワドルミーは赤ちゃんの手を固定する位置も全く違います。
まず、スワドルアップは下記画像のように手を小さくバンザイの形にするようなイメージで固定します。
固定といってもサイズを間違えなければキツくは無い程度なので安心してください!
そのため、普段から良くバンザイ状態で寝ることが多い赤ちゃんにオススメです。
次にスワドルミーは下記画像のようにお腹の上、または胸の上に手を置いておくるみします。
スワドルミーはスワドルアップのように手を入れ込む位置が決まっている作りではないため、多少自由に手の固定位置を変えることが可能です。
また、スワドルミーの方が実際にくるむように使うので普通の1枚布タイプのおくるみと同じような使い方になっています。
バンザイで寝るより手を下方向に置いてる赤ちゃんにはスワドルミーがオススメです〜
スワドルアップとスワドルミーの違い③価格とラインナップ
スワドルアップとスワドルミーは構造以外にも、価格とラインナップの面で大きな違いがあり、以下のような表にまとめられます。
価格はスワドルミーが圧倒的に安い
最初の項目で紹介した通りスワドルミーは価格にバラツキがありますが、概ね1枚千円前後で販売されています。
通常の1枚布おくるみと比較しても破格の設定なので、コストパフォーマンスを求める場合スワドルミーがかなり優勢です。
対してスワドルアップは1枚4千台で販売されており、クーポン使用でも千円台には届きません。
ただ、スワドルアップは次項目で紹介しますが季節対応が充実してるんで悩みどころなのです
季節別ラインナップはスワドルアップが充実
スワドルミーは基本的に日本で扱われているのはオールシーズン用のみになります。
ただ、新生児〜生後3ヶ月弱くらいまでの時期の季節別おくるみはスワドルミーには無く、スワドルアップにしかありません。
スワドルアップの季節別は、春秋向けのライト、夏向けのバンブーライト、冬向けのウィンターウォームが存在します。
スワドルミーとスワドルアップのどっちを買うべき?
ここまでそれぞれの違いを紹介してきましたが、最終的にどちらを選べば?という方のために案として選び方をご紹介します。
参考にしてみて欲しいです〜
赤ちゃんの好みの手の位置で選ぶ
最も真面目で王道な方法は赤ちゃんが普段おくるみをしていないで寝ている時の腕の位置に合った方を買う、という方法です。
小さくバンザイなど手が体の上方向に向いていることが多い場合はスワドルアップ、その他の場合はスワドルミーが合うはずです。
赤ちゃんの好みを反映できるオススメの選び方です
どっちでもない(バンザイでもその他でも寝てる)という場合は下記の方法で選んでみても良いと思います。
人気で選ぶ
人気の指標としておくるみ専門の当サイトのアクセス・売上を例に出すと、最近はスワドルアップの方が人気です。
高いから慎重に調べる人が多いのかもです〜
正規店が広告を頑張っている効果もあるとは思いますが、価格が高いにも関わらず人気なのは効果が高い証拠と言えるかもしれません。
個人差はありますが寝付きが良くなったという口コミはかなりおおいです!
コストパフォーマンスで選ぶ
スワドルアップが1枚4千円前後なのに対し、スワドルミーはセット売りを利用すれば1枚あたり千円前後とコスパが極めて高いです。
そのため、まずは安い方のスワドルミーを購入してみて、どうしても使い心地に納得いかない場合はスワドルアップ、などとした方が出費は安く住むと思います。