スワドルアップは強力な寝かしつけ効果を持つおくるみですが、ステージ2でも生後6ヶ月までには卒業すべきとされています。
そのため、このページにたどり着いた方は「次はステージ3かな?」「でもステージ2を卒業出来そうにない…」という方が多いと思います。
そこでこのページでは、スワドルアップステージ3の特徴、スワドルアップステージ2を卒業できない時はどう対処すればいいのか、ご説明します。
スワドルアップに待望のステージ3登場
2021年、待望の商品としてスワドルアップにステージ3が登場し日本でも販売が開始されました。
簡単にスワドルアップステージ3の特徴をまとめると以下のようになります。
順番に詳しくご説明しますね
スワドルアップステージ3はスリーパー
スワドルアップはステージ2まではおくるみでしたが、ステージ3はスリーパーとなり明確に役割が異なるグッズになっています。
スリーパーとおくるみの違いはコチラで解説していますが、ステージ3は赤ちゃんの腕部分を抑える機能がなくなり、足も自由に動かしやすい構造です。
また、足の部分は長めの設計になっているため赤ちゃんの足を入れ込んで靴下を履いたような状態にすることも可能です。
ここまで聞くと全然違うものでは…と感じてしまうかもしれませんがファスナーで脱ぎ着させる構造は全く一緒なのでステージ2までと似た使用感にはなっています。
使用推奨時期は12ヶ月〜24ヶ月
スワドルアップステージ3は公式で最大身長92cmまで対応で、使用推奨時期は生後12ヶ月〜24ヶ月とされています。
そのため、スワドルアップステージ2を卒業したあとの赤ちゃんでも使用可能となっています。
これは手足が自由になる構造なので、赤ちゃんの寝返りを阻害する心配がないためです。
でも生後5~6ヶ月でおくるみ卒業して半年使えないです〜?
使えなくはないけど少し最初は大きすぎるくらいなので顔にかからないように注意してくださいね
素材はスワドルアップ1,2と同じ&薄め
スワドルアップステージ3の素材はボディ部分がコットン100%、足部分がコットン93%・ポリウレタン7%となっており、ほぼステージ1,2と同じ素材構成になっています。
また、温かさを示す指標であるTOG値は「0.2」となっているので夏向けのスワドルアップバンブーライトや春秋向けのライトと同じくらいです。
結構涼しめ(薄め)設計なんです〜
1~2歳の子が動き回って暑くなることも想定してくれてるんだね
スワドルアップステージ2を6ヶ月以降も使える?
まず結論から言ってしまうとステージ2を生後6ヶ月以降も使用することはオススメできません。
理由はコチラのおくるみ卒業とモロー反射のページでも詳しく記載していますが、簡単にまとめると以下の表のとおりです。
腕部分を外したステージ2でも6ヶ月以降は使えないです〜?
使えないことはないけど…足部部分は動かしづらい状態だからオススメはできないかな
スワドルアップステージ2は腕は自由ですが、足は閉じた状態のため、ステージ3よりは動きづらい状態になります。
また、スワドルアップは寝返りを阻害する可能性はありますが、寝返り防止効果がある訳ではないため、やはりステージ2は最長でも6ヶ月を目処に卒業するのがおすすめです。
でもでも!スワドルアップステージ2を卒業出来そうにない時はどうすればいいんです~?
次項目は歴代パパ・ママさん達が卒業するために実践した対処法を紹介するのでご安心ください!
スワドルアップを卒業できない時の対処法
ここからはスワドルアップを卒業するために良いとされる方法を具体的に3つご紹介します。
スワドルアップのステージ2を使用していることを前提とした内容も含まれていますが、ステージ1の卒業練習に向けても役立つ内容も多いので是非参考にしてください。
スワドルアップステージ2なら片腕を取って寝かせる
既にやっている方が多いかと思いますが、まだ試していなかった方はまず片腕を外して寝かせてみてください。(上記画像のイメージ)
スワドルアップの両手を外すよりも普段からの変化が少ないため、赤ちゃんが違和感から泣き出したり覚醒したりするリスクを減らすことができます。
片腕を取った状態で2~3日普段と変わりない睡眠時間、起床頻度であれば両腕を外してみましょう。
きっといきなり両腕を外すよりは上手くスワドルアップ卒業に近づくことができます。
ちょっと上級テクですが両腕付けたまま寝入った後に方腕だけそっと外す、という方法もありです
スワドルアップステージ2の腕を外したまま授乳→寝かせる
スワドルアップステージ2の片腕外しでもぐずついて上手く寝付いてくれない場合、腕を外した状態で授乳をしてから寝かせる、という方法がおすすめです。
授乳を挟むことでスワドルアップステージ2の腕が無い、という状態に赤ちゃんの意識が向きづらく、その状態に慣れやすくなります。
勿論ミルクでも問題ないですし、既に夜も離乳食導入にしている、などの場合は離乳食でもOKです。
スリーパーを着せて寝かせてみる
スリーパーはおくるみと違い、足と手が比較的自由に動かせることに加えフィット感が薄めなことが特徴です。
そのため、スリーパーであれば寝返り阻害の心配もないため、生後6ヶ月以降も使用することができ、スワドルアップの代わりになれる可能性が高いです。
スワドルアップから腕だけ出すと泣いてしまう場合でも、1度思い切ってスリーパーに変更して様子を見てみることをおすすめします。