スワドルアップは赤ちゃんの起床(夜泣き)防止効果の高さから奇跡のおくるみとして最近注目されている整形済おくるみです。
新生児の頃から夜勤対応大変だしスワドルアップを使ってみようかな、と思うけど本当に新生児に使っても問題無い?と気になる方は多いと思います。
そこでこのページでは、新生児にスワドルアップを使っても良いか、新生児の時に買ったスワドルアップはいつまで使えるか、新生児の頃からスワドルアップを使うメリットはあるのか、についてご説明します。
スワドルアップは新生児でも使える?使えない?
新生児からスワドルアップは使える
結論からまず言ってしまうと、スワドルアップは0ヶ月の新生児から使用可能です。
しっかりとスワドルアップの公式サイトに、スワドルアップ(オリジナル)の対象月齢は0ヶ月から、と記載されているのでご安心ください。
新生児からおくるみって早すぎないです〜?
おくるみの効果は誕生直後〜最大6ヶ月前後まであるからむしろあって良いんだよ!
新生児からスワドルアップはなぜ効果ある?
スワドルアップ(おくるみ)が新生児の頃から有効な理由を表にすると以下の通りになります。
順番に解説していくです〜
誕生時からあるモロー反射をスワドルアップで抑制
スワドルアップや整形済おくるみに限らず、全おくるみ共通の1番の目的はモロー反射抑制による赤ちゃんの睡眠の質改善です。
モロー反射とは…?
という方も多いと思うので簡単に解説すると、赤ちゃんが生まれた瞬間から持っている反射の1つで抱きかかえるような動作をするものです。
このモロー反射が入眠・睡眠時に発生→手が持ち上がる(または布団に落ちる衝撃で)→起床(泣く)というスパイラルを起こします。
しかし、スワドルアップなどをしていればこの反射が起きても手の動きを最小限に抑えるため、睡眠の質改善が期待できます。
スワドルアップのおくるみ感が胎内の感覚に近い
これも全おくるみ共通ですが、おくるみされて動きを制限された状態は胎内に居た頃に近い状態とされています。
そのため、生後間もなくから赤ちゃんにスワドルアップをしてあげることで安心感を与えることができ、睡眠の質を高めることが可能です。
新生児のスワドルアップサイズは?いつまで使える?
新生児のスワドルアップは基本的にステージ1のSサイズをオススメします。
しかし、Mサイズなら最初はぶかぶかながら使える期間が長い、というメリット・デメリットもあり、簡単にまとめると下記の図になります。
順番に解説していくです〜
スワドルアップ ステージ1 Sサイズ
まずスワドルアップ ステージ1のSサイズ新生児の頃から使用する時のメリット・デメリットは下表の通りです。
Sサイズはやはり新生児〜身長58cmまで対応のため、最初からある程度フィット感があります。
そのため、口に布が被さったり、ぶかぶかでモロー反射を抑えられない、ということは少ないです。
やっぱり公式推奨だけあってメリットが大きいですね
ただ、デメリットとしては身長58cmまでなので、平均的に生後2~3ヶ月頃には確実にサイズアウトします。
更に、赤ちゃんによっては首・お腹周りが先にきつくなる場合もあるので、2ヶ月前後でMサイズに移行が必要、と思っておいた方が良いです。
スワドルアップ ステージ1 Mサイズ
次に、スワドルアップ ステージ1のSサイズ新生児の頃から使用する時のメリット・デメリットは下表の通りです。
MサイズはSサイズよりも全体的に大きいので、3ヶ月ごろまでサイズアウトを気にせず使用できます。
また、スワドルアップを着せた際の見た目もゆったり見えるので拘束感が可哀想…という方にもオススメです。
ただ、最初の頃はオーバーサイズのためぶかぶか過ぎて口に布がいかないように注意する必要があります。
また、腕の拘束も最初はゆるい状態のため、モロー反射抑制が適切にできない可能性がある点もデメリットです。
選ぶの難しいです〜
予算・メリットデメリット踏まえて検討してみて欲しいです
Mサイズでも4ヶ月以降は使えない?
Mサイズであれば赤ちゃんの体格によっては生後4ヶ月以上でも着せることは自体は可能な場合もあります。
しかし、スワドルアップステージ1は腕が出せず、寝返りやおくるみ卒業練習非対応のためオススメはできません。
寝返りを習得し始める3ヶ月・4ヶ月以降の赤ちゃんには腕が出せる整形済おくるみか、普通の1枚布おくるみで半ぐるみにしましょう。
具体的に腕が出せるおくるみとしては、スワドルアップステージ2や少し安価なスワドルミーアームスフリーがあります。
新生児からスワドルアップを使うメリットは?
最後に、モロー反射や胎内での環境に近い以外にも、新生児の頃からスワドルアップを使うメリットをご紹介します。
スワドルアップでおくるみの手間が減る
1つ目のメリットは、スワドルアップなら簡単におくるみができるため手間を減らせることです。
通常の1枚布おくるみだと基本巻きやお雛巻きなど巻き方を覚える必要があります。
巻き方自体、そこまで難しくはありませんがあまり上手く巻けないとすぐはだけてしまいます。
巻き方を覚え、実際に巻いて、という手間が最初からスワドルアップにすればファスナーを閉めるだけです。
赤ちゃんがスワドルアップに慣れる
2つ目のメリットは赤ちゃんがスワドルアップに慣れてくれることです。
夜泣きが酷くなってからスワドルアップを着せると、慣れていないため受け付けない場合があります。
新生児の時からスワドルアップを使用しておけば、夜泣き本格化後も嫌がられる可能性が減少します。