近年おくるみは整形済おくるみが台頭していますが、1枚布タイプのガーゼやモスリンコットンのおくるみも根強く人気です。
そのため、ガーゼやモスリンコットンが良いと聞いたから探しているけど、具体的どのおくるみ?違いは?という状態の方も多いと思います。
そこでこのページでは、ガーゼやモスリンコットンのおくるみはどれを指すのか、などを具体的なオススメおくるみを交えつつご紹介していきます。
ガーゼとは?モスリンコットンとは?
まず最初に、コットン素材が中心のおくるみ界隈においてはほぼ「ガーゼ=モスリン(コットン)」であると思ってもらって問題ありません。
え…そうなんです…?
正確にはモスリンはコットン以外の色々な素材の可能性を含んでいる(モスリン:Wikipedia)けど、ガーゼはコットン素材がほぼ確定(ガーゼ:Wikipedia)だよ
そのため、コットン素材であればガーゼ・モスリン双方とも平織り薄手生地を指すため同じ物だと思ってもらってほぼ問題ありません。
※そのため本ページでは以降、ガーゼ(モスリン)として記載していきます
ガーゼ(モスリン)おくるみの詳細
ガーゼ(モスリン)とは何か、を簡単にまとめると下表のようになります。
少し難しく見えますが、基本はコットン素材の平織りされた織物だとイメージしていただければ問題ありません。
平織りってなんです〜?
薄手のハンカチ(タオル地じゃないもの)を想像してもらうとまされにそれかな!
そのため、ガーゼ(モスリン)おくるみの素材は?と聞かれれば基本はコットンである、ということができます。
これからガーゼ(モスリン)おくるみを探す方は、コットン素材のタオル地でない薄手おくるみを探すようにしていただければ概ねOKです。
ガーゼ(モスリン)おくるみのメリット・デメリット
コットン素材のガーゼ(モスリン)おくるみのメリット・デメリットは他素材から出来ているおくるみと比べると下表のように整理できます。
順番に詳しく紹介していくです〜
ガーゼ(モスリン)おくるみのメリット
メリット①ガーゼ(モスリン)おくるみは安い
コットン素材のガーゼ(モスリン)おくるみ最大のメリットは価格の安さと言っても過言ではないくらいに他素材おくるみより安価です。
下のグラフはちょっと極端かつブランドの違いもありますが、同じおくるみでも素材ごとに大きく価格の乖離があることが分かると思います。
コットン素材はだいぶお安いんですね〜
ちょっとウール・シルクなどコットン以外の素材のおくるみは高級品が多いというのもあるんですけどね
また、上記ではエイデン&アネイのクラシックおくるみなので2,000円前後/1枚と紹介しましたが、ウィーゴアミーゴのおくるみなどは更に安い場合が多いです。
メリット②ガーゼ(モスリン)おくるみは色・柄が沢山
エイデン&アネイのクラシックおくるみだけでも沢山の柄種類があるので気にいる柄を探すことができます。
一部だけですがご紹介するです〜
また、ディズニー柄があるのもほぼこのコットン素材ガーゼのおくるみだけのため、ディズニーが好きな方はガーゼおくるみで決まりです。
以下のリンクから色々な柄をそれぞれのECサイトで探せるのでお好きな柄を探してみてください。
メリット③ガーゼ(モスリン)おくるみは通年向き
コットン素材は保温性が他素材と比べ良好なため、寒い時期は温かく暑い時期は涼しき使用することができ、通年の使用に向いています。
また、そもそもガーゼ(モスリン)生地は平織りで薄手のため、季節に合わせて下着やパジャマを変えることで赤ちゃんの体温を調節してあげやすいです。
ガーゼ(モスリン)おくるみのデメリット
ここまでガーゼ(モスリン)おくるみのメリットをご紹介してきましたが、他素材おくるみと比べると劣っている点もありますので、その点をデメリットとしてご紹介します。
あくまで他素材製と比べた話であって、ガーゼ(モスリン)おくるみ自体はコスパが良いのでその点はご安心ください
デメリット①ガーゼ(モスリン)おくるみは高級感が少ない
ガーゼ(モスリン)おくるみは平織りの薄手生地のため、どうしてもニューボーンフォトで使用するようなおくるみに比べると高級感はないです。
例えばですが、ジーエイチハート&サンのようなウール素材ニット生地のおくるみで赤ちゃんをくるむと以下写真のようになります。
すごい高級感です〜
高級感とか洗練されたおしゃれさという面ではガーゼおくるみはちょっと弱いですね
ガーゼ(モスリン)おくるみは普段使いだから高級感など気にしない、という方であれば問題ありませんが、出産祝いの贈答品やセルフニューボーンフォト用おくるみを探している方は避けた方が良いかもしれません。
デメリット②ガーゼ(モスリン)おくるみは真夏・真冬は厳しめ
ガーゼ(モスリン)おくるみは保温性が良いので通年使用可能とご紹介しましたが、真夏・真冬だとやはりその季節に適したおくるみの方が良い場合が多いです。
例えばですが真冬はパジャマと暖房で調節するにしても温度上げ過ぎや着せすぎはきつくなっちゃう…などですね
具体的には、夏だとレーヨン製の接触冷感があるおくるみ、冬だと厚手のフリース・ニット生地のおくるみなどがオススメになります。
デメリット③ガーゼ(モスリン)よりも肌に優しいおくるみがある
デメリットというほどではありませんが、コットン素材のガーゼ(モスリン)おくるみよりもシルク素材の生地などの方が肌に優しいとされています。
これはシルクという素材自体が抜群の吸湿性・放湿性を持っているだけでなく、成分分子構造が人体に最も近いためです。
具体的には、TAMAMONOというブランドがシルク素材のおくるみを取り扱っており、日本製造にもこだわっているので肌に優しいおくるみを探している方にはオススメです。
オススメのガーゼ(モスリン)生地おくるみ
最後に、ガーゼ(モスリン)生地のおくるみでオススメできるものを具体的にご紹介していきます。
ネオママイズムのガーゼおくるみ
ネオママイズムのガーゼおくるみはくすみカラーがおしゃれで、1枚ずつ上記画像のように箱詰めされた状態で販売されています。
まだ知名度はそこまで高くありませんが、大手おくるみブランドのエイデン&アネイと同じ工場で縫製されているため品質面も安心です。
柄ありでもシンプルなので、少し洗練された印象のおしゃれなガーゼおくるみが欲しい、という方に1番オススメできるおくるみになっています。
無地のものはオーガニックコットン使用&エコテック認証取得なのでさらに安心です〜
エイデンアンドアネイのガーゼ(モスリン)おくるみ
このページでも既に何度か名前を紹介していますが、1枚布おくるみを中心に扱う最大手ブランドがエイデン&アネイです。
そのため、エイデン&アネイが扱っているガーゼおくるみの色・柄は膨大にあり好みのものが1枚は見つかると思います。
むしろ無地はほぼないので無地が良い場合はネオママイズムをおすすめします
また、エイデン&アネイは違う柄のガーゼおくるみを2~4枚組み合わせたセット販売が中心で、数が増えるほど基本的にお得になっています。
おくるみは複数枚をあると洗濯の手間や負担がぐっと減るので最初にセット販売で数を揃えてしまうのもオススメです。
因みにエイデン&アネイはオーガニックコットン素材のガーゼおくるみも扱っています〜
ウィーゴアミーゴのガーゼおくるみ
ウィーゴアミーゴはオーストラリアのリトルリネンカンパニーが展開するベビーブランドで、扱うおくるみは価格が抑えめなことが多いです。
大きさは120cm×120cmでネオママイズムやエイデン&アネイと同じガーゼおくるみが1,500円前後で購入できる場合もあり、お得になっています。
ただ、他ガーゼおくるみと比較して若干薄めではありますので、春〜夏用くらいのイメージを持っていただくと丁度良いです。