整形済おくるみの中でスワドルミーはスワドルアップと並んで有名なため、多くの家庭で使用されています。
しかし、スワドルミーの使用を開始したもののいつまでに卒業すべきかは知らない、という方も多いと思います。
そこでこのページでは、スワドルミーはいつまでに卒業すべきか、種類によって卒業時期が違うのか、卒業できない時の対処法、についてご紹介します。
スワドルミーはいつまでで卒業?
まず、スワドルミーに限らずおくるみは遅くとも生後6ヶ月までには卒業すべきとされています。
理由はコチラに詳しく記載していますが、モロー反射が消失し寝返りの頻度が上がってくるためです。
そして、スワドルミーは種類別に卒業すべき時期が別れており一律6ヶ月ごろが目安でないため、種類別にまとめると下表のようになります。
それぞれ理由も種類ごとに次項目で紹介するです〜
スワドルミーの卒業時期(種類ごと)
スワドルミーの代表的な3種類を何ヶ月頃で卒業すべきかご紹介していきます。
スワドルミーPod(ポッド)
スワドルミーPodは新生児向けのスワドルミーのため、卒業すべき時期は生後2~3ヶ月ごろまでです。
理由はそもそもスワドルミーPodのサイズ展開がNB(New Born)サイズ1種類しかないため2ヶ月ごろには窮屈になることが多いためです。
自然にかなりきつくなってきたら卒業検討をオススメします
スワドルミーPodは新生児の頃からジャストサイズで使える嬉しい整形済おくるみですが、その分卒業時期も早めに来る、と知っておいてください。
スワドルミーオリジナル
一般的にスワドルミーとして販売されているものがこのスワドルミーオリジナルで、卒業すべき時期は生後4~5ヶ月ごろです。
サイズはS/MサイズとLサイズの2種類が展開されており、Lサイズなら生後6ヶ月でも余裕で着用可能だと思いますが、卒業をオススメします。
S/MサイズやSMサイズと記載されていますが、1種類を指しているので迷わないよう気をつけるです〜
生後4~5ヶ月を目安に卒業すべき理由は、モロー反射も終わる赤ちゃんが多いことに加え、平均的に寝返りの頻度が上がってくるためです。
スワドルミーオリジナルは構造上腕が出せないため、寝返り頻度の上がってきた赤ちゃんをおくるみするのは危険な場合があります。
そのため、サイズアウトしていない場合でも生後4~5ヶ月ごろを目安に卒業を目指しましょう。
スワドルミーラップサック&ラブサック&アームスフリー
スワドルミーラップサックとラブサックは赤ちゃんの腕を出すことができるので、スワドルミーオリジナルの次(ステージ2)に当たるものでした。
腕が出せるため、卒業練習ができる&生後6ヶ月ごろまで使えるという利点があったのですが、現在は販売終了となっています。
その後、後継種にあたるスワドルミーアームスフリー(下記画像)が最近発売されています。
基本的にはスワドルアップステージ2が同機能のおくるみになります。
スワドルミーを卒業できない時の対処法
次は卒業時期が近いのでスワドルミーを卒業させたいもののできない…という時の対処法をご紹介します。
腕が出し可のおくるみで片腕を取って寝かせる
上記の画像はスワドルアップステージ2ですが、片腕だけおくるみから出した状態にして寝かせてみてください。
いきなりスワドルミーを脱がせた状態で寝かせるよりも変化が少ないため、赤ちゃんが違和感から泣き出したり覚醒したりするリスクを減らすことができます。
片腕を取った状態で2~3日寝かせてみて、寝付きが問題なさそうであればあれば両腕を外してみましょう。
スワドルミーのアームスフリーでも片腕出しは可能です
おくるみから両腕を外したまま授乳→寝かせる
おくるみからの片腕外し泣いてしまうなど上手く寝付いてくれない場合、腕を外した状態で授乳をしてから寝かせる、という方法をオススメします。
授乳という気分展開を挟むことでおくるみの腕が無い、という状態に赤ちゃんの意識が向きづらく、おくるみ無しの状態に近いことを忘れてくれる…ようです。
この方法はSNSで話題になっているのを見つけたです〜
スリーパーを着せて寝かせてみる
スリーパーはおくるみと違い、足と手が比較的自由に動かせることに加えフィット感が薄めなことが特徴です。
そのため、スリーパーであれば寝返り阻害の心配もないため、生後5~6ヶ月以降も使用することができ、スワドルミーの代わりになれる可能性が高いです。
腕だけ出すと泣いてしまう場合でも、1度思い切ってスリーパーに変更して様子を見てみることをおすすめします。