スワドルアップ同様に簡単におくるみできる整形済おくるみのスワドルミーですが、赤ちゃんの手で悩む方が多いです。
具体的には、スワドルミーでくるむ時の手の位置は?何故かスワドルミーーから手が出てくる…という話を多く聞きます。
そこでこのページでは、スワドルミーでおくるみする時の手の位置、スワドルミーから手が出てくる際の対処法、について詳しくご説明します。
スワドルミーの手の位置はどこ?
まずスワドルミーで赤ちゃんをおくるみする時の手の位置について先にまとめると、以下の表のようになります。
順番に詳しく紹介していくです〜
スワドルミーの手の位置①胸の上(公式)
スワドルミーでおくるみする時に最も一般的な赤ちゃんの手の位置は胸の上です。
具体的には下記画像のように手を胸の上で合わせた状態でおくるみをしていきます。
この動画は以前日本で公式にスワドルミーを販売していた「日本育児」が公開している動画なので手の位置=胸上はある程度公式なものです。
手の位置(胸の上)は夜泣きの原因あるモロー反射を抑制できることに加え、ママのお腹の中の体勢に近いので落ち着きやすいと言われています。
スワドルミーの手の位置②お腹の上(一定数いる)
おくるみする際、スワドルミーのサイズや赤ちゃんの成長度合いによっては手の位置が胸の前だときつい場合があります。
この理由は、スワドルミーが下記画像のように上半身を巻く構造になっており、巻く部分の長さが成長具合次第では不足するためです。
下記画像の上半分の広がっている部分のことです
身長など他はサイズアウトしていないのに、キツい…と感じる場合、お腹の上に手を置く形でも問題ありません。
また、赤ちゃんによっては胸の上に手を置くよりも寝付きが良くなる場合があるので、胸上がキツくない方も試してみることをオススメします。
スワドルミーから手が出る時の対処法
スワドルミーでおくるみしても手が出てきてしまう時の対処法を赤ちゃんの手の出方別にまとめると以下の表のようになります。
順番に紹介していくです〜
スワドルミーの上から手が出てくる
寝ている内に段々と赤ちゃんがバンザイをするように手がニョキニョキ出てきてしまうパターンで、一番多い手の出方になります。
対処①:おくるみする手の位置を変える
先に紹介したように、スワドルミーでおくるみする際、基本の手の位置は胸の上です。
しかし、胸の上に赤ちゃんのこぶしを上に向けて手を置く公式の方法だとかなり手が上から出やすい状態になります。
確かにそのまま赤ちゃんが上に伸びをしたらすぐでそうな位置かも…
そこで対処法としては赤ちゃんの手をできる限り下で固定(お腹の上や体側寄り)するようにしましょう。
手の位置を胸より下にすることで襟口までの距離が広くなるので手が出てくるリスクを減らすことができます。
対処②:手を上固定できるおくるみ検討
スワドルミーと同じ整形済おくるみの中には、赤ちゃんの腕を上記の画像のように上方向で固定する種類も存在します。
具体的には、スワドルアップとスワドルサックが赤ちゃんの腕を上方向で固定する商品です。
まだ生後1~3ヶ月未満であればおくるみを使用する時期もあるため、スワドルアップやスワドルサックに乗り換えを検討しても良いと思います。
スワドルミーの横から手が出てくる(はだける)
あまり多くありませんが、マジックテープを解いて手を出してしまう(お上半身が前回になってしまう)パターンの対処をご紹介します。
対処①:スワドルミーのマジックテープ補強
この手出方の原因の多くはスワドルミーのマジックテープ(面ファスナー)の劣化です。
マジックテープってそんなにすぐ悪くなるです〜?
普通マジックテープはそこまで早く劣化しませんが、洗濯・日照・付け外しを頻繁にしているとどうしても劣化する場合があります。
この場合の対処法としては、マジックテープを市販のものと交換して縫い付けることをオススメします。
少し手間ですがスナップやボタンにしても良いかもですね
対処②:スワドルミーラップサック(アームスフリー)に移行
生後2~3ヶ月頃であればそろそろおくるみ卒業を目指しても良い時期なので、スワドルミーアームスフリーに移行するのもオススメです。
スワドルミーアームスフリーならおくるみがあえて手が出せるように設計されているため、手が出てきておくるみがはだける心配はありません。
また、おくるみ卒業に向けて練習をすることができるのであまりに良く腕が出てくる赤ちゃんにはおすすめです。