このページは以下のような疑問にお答えする内容になっています
・寝かしつけに役立つグッズはどのようなジャンルがある?
・寝かしつけグッズといってもそれは何ヶ月〜何歳までに使える?
・具体的におすすめな寝かしつけグッズと注意点は?
赤ちゃんの多くは新生児の頃は1日のほとんど眠っている状態ですが、成長と共に少しずつ眠りのリズムが変化します。
そのため、どうしたら眠ってくれる…?と「寝かしつけ」に悩む人も多いと思います。
まず知っておいて欲しいことは「寝かしつけ方法に共通絶対の正解はない」ということです。
正解無いんです〜?
みんなそれぞれ・その時で違うから「沢山の寝かしつけ手段」を試すことが大事なんだよ!
そこで、このページでは幅広く、沢山の寝かしつけに役立つグッズを紹介していきます。
寝かしつけグッズ①絵本
まずは定番の寝かしつけグッズ「絵本」から紹介していきます。
絵本が寝かしつけに良い理由
絵本の良い点は、「全年齢対象」であることと、親子でコミュニケーションを取りつつリラックスできる点です。
0歳だと流石に本は読めないと思うです〜
と、思うかもしれませんが実は0歳〜用の絵本もあるのです!!
また、絵本の読みき返せは意外と一方的なコミュニケーションでなく、双方向のコミュニケーションです。
具体的には子供の発声・発現に相打ちを打つなどすることで、軽くコミュニケーションを取ることができます。
この適度なコミュニケーションが子供に安心感を与えつつ、激しい興奮もさせないことが、睡眠導入として絵本が優れている理由です。
寝かしつけ用絵本の選び方と注意点
寝かしつけ用の絵本を選ぶ際のポイントは、子供の好みにあわせ過ぎないことと、親も多少楽しく読めることです。
子どもの好みに合わせすぎて、有名キャラクターの物(ディズニーなど)や激しめの冒険譚の絵本にするとドキドキ・ワクワクで入眠に向かない状態になる場合があります。
親も多少楽しく読めることが大事なのは、親が読んでいる時に感じるきもちが、かなり子どもに伝わるためです。
声のトーンやテンションを良く感じてるんでしょうね
大人も「楽しい」「嬉しい」という思いを感じている時の方が、「面倒」「不安」と感じている時より、子どもの心をリラックスさせます。
そのため、あるバランスが難しいですが親が気になる絵本を選んであげるくらいが丁度良いと思いです。
寝かしつけにオススメの絵本
子供の年齢ごとにおすすめできる絵本をご紹介していきます。
眠りをテーマにした定番の名作絵本から、眠りはテーマではありませんが、大人まで適度に楽しめる絵本をご紹介したいと思います。
0歳前後向けの寝かしつけ絵本
おつきさまこんばんは
青と黄色という少し赤ちゃんには響きづらい色あいですが、お月さまはっきりとまるい形をしているため興味を示すことも多いです。
お月さまの表情笑ったり・悲しんだりでストーリーが進行しますが、まるで人のように柔らかいため、リラックスしやすい絵本になっています。
刺激的な色じゃないから眠りやすい気もするです〜
1歳前後向けの寝かしつけの絵本
じゃあじゃあびりびり
内容は睡眠に関することではありませんが、絵本のタイトルの通り擬態語(オノマトペ)を多く使用しているため1歳前後の子供に適しています。
様々なイラストに使用される色も原色に近い色を使用しているため、子供の興味を引きやすいです。
0歳からでも反応があって楽しめる子もいるので試してみても良いと思います
2〜3歳前後向けの寝かしつけの絵本
ぐりとぐら
こちらも睡眠をテーマにした絵本ではありませんが、青と赤のつなぎがトレードマークの野ねずみの名作絵本です。
子供は勿論、ストーリーがしっかりしているため大人でも楽しむことができる点が魅力になります。
子どもの頃読んだことがあるという方は多いと思いますが、自分が読み聞かせする立場になると、また違う発見があって楽しいです。
こうした大人の「楽しい」気持ちが子供の安心感・リラックス→快眠に繋がると思います
また、名作だけあってシリーズ化されているため長く読み聞かせなどに使用できる点も魅力的です。
「ぐりとぐら」を寝る前に読む、といった入眠前ルーティーンができれば寝るのを嫌がる可能性も低くなるためオススメです。
寝かしつけグッズ②音楽・歌
次は、音楽・歌に関連する寝かしつけグッズをご紹介します。
音楽・歌が寝かしつけに良い理由
適度な音量で音楽を聞かせることで、子供や赤ちゃんの気分を落ち着かせ(リラックス)、入眠しやすい状態にできるためです。
大人でもゆったりとしたジャズなどの音楽を聞いていると安らぎを覚えることがあると思いますが、原理はこれと同じです。
でも赤ちゃんは音楽とか聴こえるです〜?
赤ちゃんはママのお腹の中にいる時から聴力はあるから大丈夫なんだよ(諸説あります)
また、音楽や歌を聞かせるだけで済むので絵本の読み聞かせなどよりも親にかかる負担が少ない、という魅力があります。
上手く音楽を聞かせることが入眠のルーティーンとして子供や赤ちゃんの中で確立されればとても寝かしつけが楽になります。
音楽が寝かしつけに使える対象の年齢は絵本のように決まったものはなく、全年齢で同様の音楽を使用可能です。
全年齢対象なのは、リラックスさせるのに歌詞を理解させる必要はないためです。
寝かしつけ用音楽の選び方と注意点
音楽・歌はリラックスさせるという面から寝かしつけに有効なことの多い便利な物ですが、注意点もあります。
子供の好みの音楽にし過ぎない
子供が好きな音楽(赤ちゃんなら良く反応する音楽・歌など)をかけてあげたい!という方が多いと思いますが、あまりオススメはしません。
好きな音楽なのにどうしてです〜?
好きな音楽だと興奮して寝ないからでしょ…
そのため、曲調のゆったりとした大人向けの音楽を優先した方が「寝かしつけ」という面では役立つ場合が多いかと思います。
大音量・音楽かけっぱなしはNG
音楽の音量は聴こえるか聴こえないかくらい小さめの音量にすることをおすすめします。
また、小さめの音量だとしても、そのまま一晩中かけた状態にしておくと逆に音楽で起きてしまう場合があるため入眠後は音楽を消した方が無難です。
入眠後音楽を消した方が良い理由は、小さめだと思っていた音量でも生活音(親が起きている時は自然と発生してしまう音)が全く無い深夜帯などは相対的に大きく聞こえ、睡眠の邪魔になることもあるためです。
普段全く気にならない冷蔵庫の音など気になってしまうアレです…
寝かしつけにおすすめの歌・音楽
ここからは具体的に寝かしつけ時のオススメの歌・音楽をご紹介します。
オルゴール調の音楽
オルゴール調の音楽もホワイトノイズ同様寝かしつけに有効とされています。
その理由は諸説ありますが、①オルゴールの音は比較的高音の集合体のため赤ちゃんの注意を引きやすい、②テンポがゆったりとしているため落ち着く、と言われています。
ゆっくりめのテンポが良いのはママのお腹の中聞いていた心音などに近いから、という説もあるんですよ
オルゴール調の音楽自体はジブリ・童謡・ディズニー・アンパンマン・J-POPなど様々な種類があるので好きな物を選んでOKです。
沢山種類があって迷ってしまう方は下記のように寝かしつけ用に特化したオルゴール調音楽があるためまずこちらから試すのがオススメです。
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ホワイトノイズ
「ノイズ」という言葉の通り、歌や音楽というよりは「音」のイメージですが、赤ちゃんの寝かしつけ時に有効な場合が多いです。
ホワイトノイズがどんな音が具体的に紹介すると、テレビの砂嵐の音、雨の音、さざ波の音、などで多くが自然由来の物になっています。
砂嵐の音は赤ちゃんが安心することが多いとか聞いたことあるです〜
一説によるとテレビの砂嵐の音はママのお腹の中で聞いている音に近い、と言われています
テレビの砂嵐の音や雨音なんて用意が面倒…と思いますが、様々なホワイトノイズ(20〜30種類)を搭載した「ホワイトノイズマシン」が現在は販売されているため、便利です。
特に下記のDreameggの物はタイマー機能と極小音までの音量調整が可能なため、寝る前の使用に適しています。
また、騒音を他の音で相殺するホワイトノイズの機能は赤ちゃんだけでなく大人に対しても有効なので、赤ちゃんに合わなくても自分用として使うことが可能です。
隣の家の足音、車の音など気になっているかたにはおすすめです〜
POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~(反町隆史)
2020年頃から何故か赤ちゃんの寝かしつけに使用すると寝る!!と話題になったのが反町隆史さんの「POISON」です。
先程紹介したオルゴール調の音楽の良さである①高音で赤ちゃんの注意を引きやすい②テンポがゆっくり、という2点と全く違いますがかなりの効き目となっています。
様々な考察が出ていますが、オルゴール調の音楽以上に不思議な現象のため、確固たる定説が無いのが現状です。
また、POISONもAmazonプライム会員なら無料で聞くことができるので、Amazonファミリーの登録などと一緒に試すことで無料でお試し可能です。
寝かしつけグッズ③おしゃぶり
おしゃぶりが寝かしつけに良い理由
赤ちゃんにとって「しゃぶる行為」は当たり前の行動(吸てつ本能)であり、とても自然なものです。
そのため、おしゃぶりには口や顎、歯の発達を促す効果と共に、気分を鎮めて精神的に安定させる効果もあります。
そのため、寝かしつけの際にもおしゃぶりを使うことで、赤ちゃんの心をリラックスさせ入眠へと導く効果が期待できます。
おしゃぶりで寝かしつける時の注意点
おしゃぶりは有効な赤ちゃんが多い反面、注意点もあるのでご紹介していきます。
使用時期は2ヶ月前後〜2歳半頃
生後間もない頃はまだ赤ちゃんの吸う力が弱く、上手くおしゃぶりできない場合が多いです。
様子を見ながら使用するのはOKですが、寝かしつけに使用するのは2ヶ月頃以降をおすすめします。
また、「長く使用すると癖になりやすい」というデメリットは実際にあるので、2歳前後で卒業できるようにしていきましょう。
口から落ちるのは仕方無いと割り切る
口から落ちるの面倒なのです〜
仕方無いのでこの点は諦めましょう。間違っても固定などはNGです
寝かしつけに使用していると口から落ちた拍子に起きてしまうこともあります。
この場合、むしろ赤ちゃんの本能的な吸う力が収まってきている(成長している)場合が多いので寝る時のおしゃぶりは卒業した方が良いです。
また、可愛いストラップ付きのおしゃぶりなどは意図せず絡まって固定されてしまうリスクなどがあるため、寝かしつけ時は避けたほうが無難です。
寝かしつけにオススメのおしゃぶり
ここからは具体的に寝かしつけ時にもおすすめできるおしゃぶりをご紹介します。
NUK ジーニアスおしゃぶり
ドイツの哺乳瓶・おしゃぶりブランドのNUK(ヌーク)が扱うジーニアスのおしゃぶりは寝かしつけ時にも使用可能です。
赤ちゃん次第でどうしてもおしゃぶりは合う合わないが激しいですが、ジーニアスおしゃぶりはAmazonや楽天でもベストセラーを獲得しているため、合う可能性も高くなっています。
あくまで合う可能性が高い、というだけですがまずはここから始めるのが良いと思います
特徴としては、乳首部分が他メーカに比べ少し上反り気味なことと、比較的軽めな重量になっていることです。
また、消毒ケースも付属しているためいちいち別で買い足す必要が無いのも嬉しいポイントです。
チュチュ 蓄光おしゃぶり
NUKのジーニアスシリーズほど知名度は高くありませんが、「寝かしつけ時」の使用にはチュチュの蓄光おしゃぶりもかなりオススメです。
理由は名前の「蓄光」の名の通り暗闇でほんのり光ることです。
この蓄光機能を持ったおしゃぶりはそこまで多くないため、夜間寝かしつけ時に使用するおしゃぶりとして他と比較にならないほど大活躍します。
いつの間にかペッとされたおしゃぶりの見つけやすさがスゴい!!(感動)
合う合わないはあると思いますが、寝かしつけに使用することが主な目的の方には是非試していただきたい一品です。