「おくるみ 卒業」などを調べていると「スリーパー」という単語を目にする機会が多いです。
おくるみのような寝具だろうということは分かるものの、どんな寝具なのか?というところまでは分からない方が多いと思います。
スリーパー…ポケモンは知ってるんですけどね…
ママの世代がばれるです〜
そこで、このページではスリーパーとはどんな寝具なのか、種類や選び方はどうなのか、という点についてご紹介します。
スリーパーとは?どんな寝具?
スリーパーは着る毛布(ブランケット)
ずばりスリーパーは「子ども用着る毛布」というイメージを持っておけばほぼ完璧です。
構造としては、上記の画像のように袖口が開いている服に近いデザインで、もこもこした商品が多くなっています。
もこもこした商品が多い、というのは季節に合わせて薄めのダブルガーゼなどあまりもこもこしていないスリーパーもあるためです。
スリーパーの役割とメリット
スリーパーの役割は赤ちゃんの体温調節を助ける(保温する)ことです。
赤ちゃんの体温調節機能は生後段々と育っていくので生後1年未満は特に体温・室温に気をつけてあげる必要があります。
でも暖房冷房を付けたままはできないし…布団はかけすぎると口にかかったり重かったりで心配だし…
しかし、こうした問題を解決できるのがスリーパーのメリットです。
スリーパーはいつ(何ヶ月頃から)使う?
スリーパーの適齢はいつでも
多くのスリーパーは新生児〜3歳ごろまで適用可能とされています。(サイズはS・M・Lなどに分かれています)
そのため、正しいサイズの物を購入すれば基本的に何ヶ月(何歳)からでも使用可能です。
いつからでも使用可能なのは嬉しいです〜
大きめサイズでもOKなのですが、口にはかからない程度にしてくださいね
ただ、次項目で紹介するように生後3〜4ヶ月ごろまではスリーパーでなくおくるみを使用する場合が多いです。
生後3〜4ヶ月未満はおくるみが良いかも
スリーパーはいつからでも使用OKですが、袖部分がないためおくるみのような寝かしつけ効果(モロー反射防止)はありません。
おくるみは長くても生後6ヶ月ごろまでしか使えませんが、スリーパー同様に体温調節機能を持ちつつ、寝かしつけ効果もある道具なので、とても便利です。
スリーパーの種類と選び方は?
スリーパーは様々なブランドから販売されていますが、足の部分の構造と、開き方(ボタンの位置)で概ね以下の4種類に分類することができます。
順番に選び方も踏まえて詳しく紹介していくです〜
足開き×横開きのスリーパー
足が出せる&肩や脇から開けるこのタイプのスリーパーは生後3〜4ヶ月未満の赤ちゃんに適しています。(3〜4ヶ月以降もきつくなければ使えます)
理由は、袖部分を通す必要が無く赤ちゃんを寝かせたまま使用しやすいためです。
首がまだ座ってない赤ちゃんにピッタリです
また、足が出せるため足閉じタイプのスリーパーのように身長面でのサイズアウトを気にする必要がありません。
このタイプのスリーパーの代表は10mois「ディモワ」のスリーパーで、Amazonベビー用スリーパーのカテゴリでほぼ毎回1位を獲得しています。
足閉じ×前開きのスリーパ
足が出せない構造になっていて前から開ける寝袋のようなスリーパーは概ね3〜4ヶ月頃から1歳くらいまでの赤ちゃんに適しています。
足が閉じている分、保温性が高く体温調節目的の使用が多いスリーパーとしては理想の形です。
また、おくるみに近しい構造のため、卒業練習をする際にもおすすめできます。
このタイプのスリーパーの代表はエイデン&アネイのスリーピングバッグです。
ただ、このタイプは足が閉じているので動きが激しくなる1歳以降は少しきついかも…
足開き×前開きのスリーパー(多くの2way含む)
足が出せて前で開閉できるベストやカバーオールのような形のスリーパーは生後4〜5ヶ月以降に適しています。
理由は首さえ座っていれば着脱がむしろ横開きタイプより簡単で、足が開いているため寝返り阻害の心配も無いためです。
だから生後5ヶ月以降向けくらいだとスリーパーの構造はだいたいこれです〜
また、この足開き×前開きのスリーパーの多くは、股下にボタンなどが付属しており、止めることで2way(ベスト&カバーオール)使用ができるようになっています。
動きが活発になってくる時期にピッタリですね
このタイプのスリーパーの代表も10mois「ディモワ」のスリーパーで、Amazonベビー用スリーパーのカテゴリで毎回上位を獲得しています。