選び方・比較

おくるみはいらない?先輩ママが教える選び方と代わりのアイテム

出産準備リストによく入っているおくるみ。

でも「本当に必要?」「買ったのに全然使わなかったらもったいない」と迷ってしまいますよね。

この記事では、おくるみはいらないのか、それともあったほうがいいのかを、先輩ママの失敗談や体験談を交えながらわかりやすく解説します。

    

おくるみはいらないのか??

「おくるみは いらないのでは?」と感じるママが増えています。

理由は、使う期間が短そうに見えたり、バスタオルなどで代用できそうだったり、周りのママから「ほとんど使わなかった」という声を聞くから。

ここでは、実際にどんな場面で「いらない」と感じやすいのか、逆に「買ってよかった」と思うのはどんなときなのかを整理してお伝えします。

      

おくるみがいらないと感じる主な理由

おくるみは いらないと感じるママには、いくつか共通した理由があります。

まず一つ目は「使う期間がとても短い」こと。

新生児〜生後2〜3か月頃までが中心で、その後は体が大きくなり、あまり巻かなくなる赤ちゃんが多いからです。

二つ目は「バスタオルやブランケットで代用できてしまう」という点。

わざわざおくるみ専用の商品を買わなくても、家にあるものでなんとかなったという先輩ママの声もたくさんあります。

三つ目は「赤ちゃんが嫌がってしまう可能性がある」こと。

きゅっと巻かれるのが苦手な赤ちゃんもいて、その場合はほとんど使わずに終わってしまいます。

    

おくるみを買ってよかったと感じる場面

一方で、おくるみを買ってよかったというママもたくさんいます。

新生児期のねんねのサポートとして使うと、モロー反射でビクッと起きてしまうのを和らげてくれることがあります。

また、授乳のときの目隠しとして軽く羽織らせたり、健診やお出かけのときのひざかけ代わりに使ったりと、いろいろなシーンで活躍します。

肌触りの良い素材を選べば、夏は冷房よけ、冬はちょっとした防寒としても便利です。

写真撮影のときにかわいい柄のおくるみでくるんであげると、とても思い出に残るという声もあります。

    

おくるみの実際の使用期間と頻度

おくるみを実際に使う期間は、一般的には新生児から生後3か月頃までがピークです。

ただし、使い方によっては、そのままブランケットとして使い続けるママもいます。

ねんねのときだけ巻くママもいれば、日中のお昼寝やお出かけにも使うママもいて、使用頻度にはかなり個人差があります。

   

おくるみが向いている赤ちゃんの特徴

おくるみがあると便利な赤ちゃんには、いくつかの特徴があります。

  • モロー反射が強くて、ビクッとしてよく起きてしまう
  • 抱っこされると落ち着きやすい
  • きゅっと包まれていると安心した表情をする
  • 寒がりで、手足がすぐ冷たくなる
  • 新生児期からよくお昼寝をする

必ずしも当てはまる必要はありませんが、こうした様子が見られる赤ちゃんには、おくるみが合いやすい傾向があります。

反対に、手足をよく動かしたがる赤ちゃんや、自由にごろんと寝るのが好きな赤ちゃんは、おくるみを嫌がることもあります。

    

おくるみで失敗しやすいパターン

おくるみを買って後悔したという声には、いくつかよくあるパターンがあります。

失敗パターンよくある状況
サイズが小さすぎるすぐに巻けなくなり、すぐ使えなくなってしまう。
季節と合わない素材真夏に厚手を買ってしまい、暑くてほとんど使えなかった。
赤ちゃんが嫌がる巻くと泣き出してしまい、結局タオルケットとしてしか使わなかった。
枚数を買いすぎるかわいくて3〜4枚買ったけれど、実際は2枚で足りた。
使い方がわからないきれいに巻けず、だんだん使わなくなってしまう。

こうした失敗パターンを知っておくと、「おくるみは いらない」と感じるリスクを減らし、必要な分だけ無駄なく準備することができます。

    

おくるみはいらない場合に代わりになるアイテム

おくるみを買わない選択をしても、赤ちゃんを包んであげたり、体温調節をしてあげることはもちろん可能です。

身近なアイテムで代用できるものもたくさんあるので、「おくるみは いらないかも」と感じているママは、まず代わりに使えるものをチェックしてみましょう。

   

バスタオルでの代用方法

一番手軽なのが、家にあるバスタオルを使う方法です。

大判の薄手タオルなら、赤ちゃんをくるむのにも十分なサイズがあります。

肌触りの良い綿素材を選べば、赤ちゃんの肌にも優しく使えます。

最初はきれいに巻けなくても、数回やってみるうちにコツがつかめてきます。

汚れたらすぐに洗って乾かせるので、衛生的にも安心です。

   

ガーゼケットやブランケットの活用

ガーゼケットや薄手のブランケットは、赤ちゃんの体温調節にとても便利です。

おくるみの代わりに軽く体にかけてあげたり、少しきつめに巻いてあげることで、包まれている安心感を与えることもできます。

特にガーゼ素材は、通気性が良く、汗っかきな赤ちゃんにも向いています。

季節に合わせて、夏は薄手のガーゼケット、冬は少し厚手のブランケットを選ぶと、長く使えてコスパも良くなります。

    

スリーパーやベビーカバーオールとの違い

おくるみとよく混同されるのが、スリーパーやベビーカバーオールです。

アイテム名特徴
おくるみ四角い布で巻いて使う。包まれる安心感を与えやすい。
スリーパーベスト型の寝具で、着せたまま寝かせる。はだけにくい。
ベビーカバーオール全身を覆う洋服タイプ。外出や室内着として使う。
ブランケット上からかけるだけ。自由に動けるが、はだけやすい。

スリーパーは、寝相が激しくなってからも長く使えるアイテムです。

「おくるみは いらないけれど、寝冷え対策はしたい」というママには、スリーパーを優先して用意するのも一つの選択肢です。

    

おくるみの代わりになるアイテムの選び方

おくるみの代わりになるものを選ぶときのポイントは、「サイズ」「肌触り」「洗いやすさ」の3つです。

  • サイズは、赤ちゃんをしっかり覆える大きさか
  • 肌に当たる面がチクチクせず、やわらかいか
  • 自宅の洗濯機で気軽に洗えて、すぐ乾くか

この3つを満たしていれば、高価なおくるみを買わなくても、十分に代用できます。

また、柄や色もママの気分が上がるものを選ぶと、お世話の時間が少し楽しくなります。

おくるみを買うか迷うときの判断ポイント

「おくるみは いらないかな」と思いながらも、やっぱり少し心配になってしまうこともありますよね。

ここでは、買うかどうかを決めるときに参考になるポイントをまとめました。

自分の生活スタイルや性格に照らし合わせて考えてみてください。

赤ちゃんが生まれる季節で考える

赤ちゃんが生まれる季節によって、おくるみの必要度はかなり変わります。

冬生まれの赤ちゃんは、寒さ対策や外出時の防寒として、おくるみがあると安心です。

逆に真夏生まれの場合は、厚手のおくるみは いらないことが多く、薄手のガーゼケットで十分だったという声も多く聞かれます。

春や秋などの中間の季節は、エアコン対策や朝晩の冷え込みに備えて、一枚あると使い勝手が良いでしょう。

ライフスタイルから考える

ママと赤ちゃんのライフスタイルも、おくるみの必要性に影響します。

  • 車やベビーカーでのお出かけが多いか
  • 里帰り先や実家との行き来をよくするか
  • 上の子の送迎などで外に出る機会が多いか
  • おうち時間が中心で、外出は少なめか

外に出る機会が多いほど、おくるみはブランケット代わりや授乳ケープ代わりなど、出番が増えます。

家の中中心で過ごす場合は、家にあるタオル類で代用しやすいため、おくるみは いらないと判断しても困りにくいです。

迷ったら一枚だけ買って様子を見る

どうしても決めきれないときは、「高価なものを何枚もそろえない」という前提で、一枚だけ購入する方法があります。

値段もデザインもほどほどの、洗いやすい素材のおくるみを一枚だけ用意し、生まれてからの様子を見ながら追加を検討するスタイルです。

もし赤ちゃんが嫌がったり、代用品で十分と感じた場合は、それ以上買い足さなければ無駄な出費を抑えられます。

「おくるみは いらないかも」と不安に思うよりも、最低限だけ準備しておいて柔軟に対応するのも、ママの心の負担を軽くしてくれます。

おくるみを用意するなら失敗しない選び方

おくるみを用意することにしたら、せっかくなら「買ってよかった」と思えるものを選びたいですよね。

ここでは、おくるみを選ぶときにチェックしたいポイントをまとめました。

このポイントを押さえておけば、「おくるみは いらない買い物だった」と後悔する可能性を減らせます。

素材と肌触りのチェック

まず大切なのは、素材と肌触りです。

新生児の肌はとてもデリケートなので、やわらかくて通気性の良い綿100%やガーゼ素材が人気です。

夏場は薄手の一重ガーゼやモスリンコットン、冬場は二重以上のガーゼやふんわりとしたニット素材など、季節に合わせて選ぶと快適です。

お店で触れる場合は、実際に手で触ってみて、「自分が触っていて気持ちいい」と感じるかどうかも大切なポイントです。

サイズと形の選び方

おくるみのサイズは、一般的に80センチ前後から120センチ前後までさまざまです。

サイズの目安特徴
約80〜90cm新生児〜生後2か月頃までに使いやすい。小さめで扱いやすい。
約100〜120cm生後3か月以降もブランケットとして長く使いやすい。
長方形タイプねんね時のかけ布団や、ベビーカー用ブランケットにも使いやすい。
正方形タイプぐるっときれいに巻きやすく、写真映えしやすい。

長く使いたい場合は、100センチ以上の少し大きめサイズを選ぶと、のちのちひざかけやお昼寝ケットとしても活用しやすいです。

巻くのが苦手なママは、スナップボタン付きや、袋状になっているおくるみを選ぶと、お世話のハードルが下がります。

洗濯のしやすさとお手入れ

赤ちゃんグッズは、とにかく洗濯のしやすさが重要です。

  • 自宅の洗濯機で洗えるか
  • ネットに入れればOKかどうか
  • 乾燥機を使えるか
  • シワになりにくいか

このあたりを事前に確認しておくと、日々のお手入れがぐっと楽になります。

おくるみは吐き戻しや汗で汚れやすいので、最低でも2枚をローテーションできると安心ですが、「おくるみは いらないかも」と思っている場合は、まずは1〜2枚から様子を見ても良いでしょう。

それでも不安なママへ

出産準備は、何をどこまでそろえたらいいのか、本当に悩みますよね。

おくるみ一つをとっても、「買わなかったら困るかな」「買っても使わなかったらどうしよう」と気持ちが揺れてしまうのは、赤ちゃんを大切に思っているからこそです。

ここでは、そんなママの不安が少しでも軽くなるような考え方をお伝えします。

絶対に必要な育児グッズではないことを知る

まず知っておいてほしいのは、おくるみは「あると便利なもの」であって、「絶対に欠かせない育児グッズ」ではないということです。

おくるみがなくても、赤ちゃんはすくすく育ちますし、代わりになるものはいくらでもあります。

「おくるみは いらないかも」と感じるなら、その直感を信じても大丈夫です。

足りなければあとから買い足すこともできますし、最近はネット通販ですぐに届くので、慌てて用意しなくてもなんとかなる場合がほとんどです。

おくるみがなくても大丈夫な準備の仕方

おくるみを買わない場合でも、最低限これだけ用意しておけば安心というアイテムがあります。

  • 大判のバスタオルを2〜3枚
  • 薄手のガーゼケットやブランケットを1〜2枚
  • 季節に合ったスリーパー(必要に応じて)

このくらいそろっていれば、赤ちゃんを包んであげることも、体温調節をしてあげることも十分にできます。

実際に赤ちゃんと過ごしながら、「やっぱりおくるみが一枚欲しいな」と思ったタイミングで選ぶのも、とても現実的でおすすめの方法です。

おくるみを買うか迷うママが知っておきたいポイントまとめ

おくるみは、赤ちゃんを包んで安心させてあげたり、体温調節に使えたりと便利なアイテムですが、絶対に必要なものではありません。

「おくるみは いらない」と感じるママも、「買ってよかった」と感じるママもいて、その違いは赤ちゃんの性格や家庭のライフスタイルによって大きく変わります。

バスタオルやガーゼケットなど、代わりになるものもたくさんありますから、迷ったときはまず家にあるものでどこまで対応できそうか考えてみましょう。

どうしても不安なときは、洗いやすくて使い回しのきくおくるみを一枚だけ用意し、生まれてからの様子を見ながら必要に応じて増やす方法がおすすめです。

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