ベビーグッズに「おくるみ」がありますが、調べていると同じような物として「スワドル」「アフガン」などの言葉も出てきます。
そのため、この3種類は何か別の物?それとも何か細かい違いがあるけどほぼ同じ?と疑問に思う方も多いと思います。
そこでこのページでは、おくるみ・スワドル・アフガンの違いがあるのか、どうそれぞれの言葉が使い分けられているかなどをご紹介します。
おくるみ・スワドル・アフガンの違いは無い?
まず結論から言ってしまうと、この3つの定義にほぼ違いはなく「おくるみ≒スワドル≒アフガン」と理解していただいて問題ありません。
え!?同じなんです〜?
そう、実はこの3種類、どれも赤ちゃんの睡眠改善のために用いるベビーグッズを示す言葉です。
以下の折りたたみの中に厳密な定義について詳しく記載しています。興味があったら見てみてくださいね
おくるみ・スワドル・アフガンの定義
おくるみはその名の通り日本に旧来からある言葉で、スワドルは英語で包む(swaddle)、という意味のため英語です。
アフガンだけは少し諸説あり経緯は不明確ですが、外来の言葉と日本語が混ざった和製英語に近いとされています。
この3つの呼称が同一の物を指す、といっても実はおくるみ自体(以後一般的な場合おくるみの呼称を使用します)の定義はとても曖昧です。
お‐くるみ【御包み】
赤ん坊を抱く時に使うふとん。
ねんねこ、かいまきに似て、小形で袖のないもの。
出典:広辞苑
広辞苑では上記の通り定めています。
更に、生後3〜4ヶ月頃以降に使用が推奨されるおくるみには、袖がついているタイプも存在します。
そのため、当サイトではおくるみを「赤ちゃんのモロー反射を抑える機能がある物」と定義し、そこに当てはまる物を紹介しています。
※モロー反射を抑える機能が弱くてもおくるみ・スワドル・アフガンの名称をメーカーが用いていれば同様におくるみとして扱っています
ただ、日本国内においてはSNSを中心に若干異なるニュアンスで使用されているので使い分けのイメージを知っておくと役立ちます。
おくるみ・スワドル・アフガンの一般的な使い分けは?
3つとも同一で、モロー反射を抑える機能がある物を指していると紹介しましたが、それぞれ一般的にイメージされる物が存在します。
ここからは、SNSなどを中心にそれぞれの言葉が良く示されている物をご紹介します。
おくるみは1枚布タイプを指すことが多い
「おくるみ」と呼称される場合、最近のSNSだと上記の画像のように広げると1枚の布地になる物を指すことが多いです。
このタイプを当サイトでは造語ですが「1枚布タイプ・1枚布おくるみ」などと紹介しています。
このタイプのおくるみは旧来から存在する物で、かなり多くのブランド・メーカーが商品を販売しています。
中でも有名なのは「エイデン&アネイ」「ココムーン」、デザインがシンプルでおしゃれなのは「ネオママイズム」「ガルボ&フレンズ」などです。
スワドルは整形済おくるみを指すことが多い
スワドルと呼称される場合、最近は上記の画像のように服のように整形されている(広げても1枚布にならない)物を指す場合が多いです。
このタイプのおくるみを再び造語ですが当サイトでは「整形済タイプ・整形済おくるみ」などと紹介しています。
このタイプのおくるみは比較的歴史が浅く、最近になって海外メーカーが販売を開始、手軽さから人気を博しています。
中でも有名なのは「スワドルミー」「スワドルアップ」「スワドルサック」「スナグスワドル」です。
アフガンはあまり使われない
アフガンはSNSなどだとあまり頻繁には使われていません。
使用されているホームページや店舗を確認する限りは、概ね1枚布タイプのおくるみを指していることが多かったです。
アフガンはレアケースであまり使われることは多くないです〜
【何が違う?】おくるみ・スワドル・アフガンの違い【同じなの?】のまとめ
おくるみをどう選べばいいかわからない…という方は「おくるみナビ」から簡単に探せますので試してみてください