このページでは上記疑問にお答えしつつ以下のおくるみ・スリーパーをご紹介します
スワドルアップは整形済おくるみの中でも特に人気のため、現在スワドルアップを使っている、という方はとても多いです。
しかし、赤ちゃんが寝返りするようになっても使っていて良いのか、または寝返り防止効果があるのか、という点までは知らない、という方が多いと思います。
そこでこのページでは、スワドルアップは寝返り開始以降危険なのか、寝返り防止の効果があるのか、についてご紹介します。
スワドルアップは寝返り後危険?
まず、はじめに結論からですがスワドルアップは寝返りの習得段階に応じてステージ変更や卒業を検討すべきで、何も考えないのは危険です。
寝返りの習得段階ってなんです〜?
寝返りの習得段階と聞くと難しく聞こえますが、赤ちゃんの寝返りの頻度や習得度合いだと思ってください。
寝返りの習得段階(何ヶ月頃かの目安も)とスワドルアップのステージ変更・卒業検討時期をまとめると以下の表のようになります。
詳しくそれぞれ説明していきますね
スワドルアップステージ1と寝返りの危険性
初寝返り(兆候含む)が危険性の目安
赤ちゃんによる個人差が大きいですが、早い子だと生後3ヶ月前後で寝返りに成功、またはしようと試みるような動きをします。
このように初寝返りを成功・またはしようとする兆候が見えたら、そろそろスワドルアップのステージ1だと少し危険な時期です。
このことは下記のように公式サイトにも記載があるです〜
Q.スワドルアップは寝返りを打つようになったら着せられないのですか?
A.スワドルアップは、従来のおくるみと異なり、着たまま手足を動かすことが可能です。
そのため、寝返りをうっても赤ちゃんが身体を動かすことができるという認証を、オーストラリアのINPAAという機関から受けています。
しかし、より安全にご利用いただくため、寝返りをはじめたお子さまには、ステージ2の商品のご利用が推奨されています。
片腕ずつ袖を外しながら、だんだんとスワドルアップを卒業できるように練習をしてあげましょう。
両袖を外しても眠れるようになったら、スワドルアップをスリーパーのようにご利用いただくこともできます。
出典:Love Tree公式サイト
初寝返り(兆候含む)が危険性の目安の理由
初寝返りがスワドルアップステージ1が危なってくる目安の理由は、寝返り後の動きを阻害する場合があるためです。(寝返り防止効果はない)
スワドルアップステージ1は腕をしっかり固定してモロー反射を抑制するため、下記画像のように腕を動かしづらい構造になっています。
この状態で寝返ってしまうと、腕も足も動かしづらいため窒息などの危険性が高くなってしまいます。
そのため、寝返り成功・または兆候が見え始めたら(早いと生後2~3ヶ月頃)スワドルアップステージ2に以降すべきです。
ステージ2なら腕が外せるので卒業練習も兼ねて動きの制限を減らせるので安心です
スワドルアップステージ2と寝返りの危険性
寝返り完全習得が危険性の目安
生後5~6ヶ月頃になると多くの赤ちゃんが寝返りするようになり、頻度も多くなってきます。
このように寝返りを完全に習得した以降はスワドルアップステージ2でも少し危険な時期です。
そのため、生後6ヶ月前後にはスワドルアップステージ2を卒業できるようにおくるみ卒業練習をオススメします。
寝返り完全習得が危険性の目安の理由
スワドルアップステージ2なら両腕を外せるので、寝返り後の動きを阻害しにくく、生後6ヶ月前後以降の使用継続も不可能ではないです。
ただ、腕を出しても下記の画像のように足は完全にくるまったままの状態のため多少動きづらさへの懸念は残ります。
下は開かないので保温にはいいんですが動きはちょっと…なんです〜
そのため、寝返りの頻度が上がってくる、または生後6ヶ月頃までを目安にスリーパーに以降していくことをオススメします。
また、スワドルアップシリーズが良いな…という方にはスワドルアップステージ3というスリーパーもあり、オススメです。
スワドルアップステージ3は手足の両方が自由に動かせる設計のため安心して使用できますよ
スワドルアップに寝返り防止効果はある?
結論から言えば、スワドルアップには寝返り防止効果はない、とされています。
ただ、ここまで紹介してきたようにスワドルアップと寝返りには切っても切れない関係性があり、ざっくりとは以下の表の理解が正しいです。
順番に説明していくです〜
スワドルアップは寝返り防止効果はない
スワドルアップに寝返り防止効果は無いと初めにご紹介しましたが、正確には「寝返り防止効果があると明言していない」が正しい表現です。
スワドルアップ製造元の英語サイトまで閲覧しましたが、ステージ1・ステージ2共に寝返り防止効果有り、という表現は見つかりませんでした。
寝返り防止効果がある商品は、むしろ寝返り防止効果を前面に押し出しアピールするのでスワドルアップには無いと考えるのが自然だと思います。
残念です…
スワドルアップは腕固定で寝返りしにくい?
赤ちゃんは寝返りをする際に初めの頃は個人差はありますが、重い頭を動かすため全身を使って寝返りします。
その寝返りをしようとする際、腕も足も使うので四肢を固定するスワドルアップは寝返りをある程度邪魔する効果があるのは事実です。
特にスワドルアップステージ1は手を出すことができように固定されているので動きの制限度合いは高くなっています。
寝返り後も動きを阻害する危険性
寝返りをしにくくなるのが事実だとしても、寝返りの習得に合わせた使用ををオススメする理由は、寝返り後も動きを制限してしまうためです。
通常、何もない状態であれば手足が自由なので寝返り後も大事を避けられる可能性がありますが、手足が不自由な状態だと危険性が増します。
寝返り返りとかは相当厳しいです〜
そのため、寝返り防止がしたい場合は他のグッズを活用するようにしましょう。