選び方・比較

【助産師が回答】おくるみは必要?いらない?後悔しないための選び方と代用の注意点

ぽりー

*助産師として、新生児~乳児期の育児相談、睡眠の悩みに数多く対応してきました *現在、育児事業を立ち上げ活動中しています *寝かしつけのヒントを発信!

「おくるみって準備したほうがいい?」「バスタオルで代用できるなら買わなくていい?」と迷いますよね。

助産師として多くの産後ママを見てきて思うのは、おくるみは単なる『防寒具』ではなく、『休息サポートアイテム』だということです。 

おくるみが必要な本当の理由と、代用するときの注意点を分かりやすく解説します。

このページは以下のような疑問にお答えする内容になっています

・おくるみは本当にいる?必要ない?
・おくるみをする理由は?

まず結論から言うと「おくるみがいるか必要ないかは赤ちゃんと親の考え方次第」ということです。

そんなこと言われても…難しいです〜

と、なってしまうと思うので、このページではなぜおくるみをするのか?モロー反射とは何か?というそもそもの部分から紹介していきます。

上から読んでいきながら、おくるみがいるか?必要ないか?を考えてみてください。

≫0から始めるおくるみ選びはこちら

おくるみはいる?必要ない?の前に

おくるみはいるか、必要ないかを考える前にまずは何故一般的に赤ちゃんにおくるみを使用することが多いのかを説明します。

おくるみをする理由

おくるみは単純に見た目が可愛い、といった目的のアイテムではなく赤ちゃんの睡眠の質を向上させる、という目的のアイテムです。

元々生後間もない赤ちゃんは昼夜といったリズムが無い、大人よりもお腹が空きやすい、という理由から夜間覚醒も仕方ない状態です。

しかし、そうした理由とは別に「モロー反射」という生まれ持った反射で目が覚めてしまい、グズりや夜泣きに発展してしまう場合もあります。

おくるみはこの「モロー反射」による睡眠阻害を抑制するための物とされています。

可愛いから使う、というものOKですがちゃんと理由があることは知っておいて欲しいです

助産師's View

赤ちゃんは、お腹の中にいた時のような『背中を丸めた姿勢(Cカーブ)』が一番リラックスできます。

専用のおくるみは、適度な伸縮性でこの姿勢を優しくキープしてくれるため、平らな布団に置いた時の『背中スイッチ』が発動しにくくなるんです。

これが、バスタオル代用ではなかなか得られない、専用品ならではのメリットです。

   

モロー反射とは?

モロー反射(モロ反射と呼ばれることも)は多くの赤ちゃんが生まれ持つ原始反射の1つで、突然腕をピンと伸ばして抱きつくような動作をする反射です。

原始反射はほぼ全ての赤ちゃんに生じる現象のため、この行動自体は正常なもので発生すること自体には何の問題もありません。

しかし、モロー反射の厄介なポイントは睡眠時に発生すると伸ばした腕が反射終了時に床に落ちる衝撃や伸ばしたこと自体で赤ちゃんが起きやすいことです。

反射だから意識は無いけど衝撃は感じるので起きちゃうです~

この反射は生後3~6ヶ月で消失していくためその間はどうしても辛抱が必要になります。

おくるみは何故するの?
  1. 赤ちゃんの睡眠改善のため
  2. 「モロー反射」による起床を抑える
  3. モロー反射は生まれ持った反射でほぼ全ての赤ちゃんにあるもの
  4. モロー反射は遅くとも生後6ヶ月で消失
ここまでのまとめ!!

おくるみはいる?必要ない?を理由を踏まえて考える

ここまでの内容から、おくるみがいる場合と必要ない場合を先にざっくり分けると以下の表のように整理することができます。

おくるみが必要
おくるみは不要
  • 夜泣き寝ぐずりに困っている
  • 生後4ヶ月頃以下
  • 夜泣き寝ぐずりに困ってない
  • 生後6ヶ月以降

それぞれ詳しく理由を理由を解説しているので、参考にしてみてください。

おくるみがいる・必要な場合

夜泣きや寝ぐずりに悩んでいて生後4ヶ月前後までの赤ちゃんであればおくるみがいる・必要である可能性が高いです。

おくるみが無ければ赤ちゃん自身の成長に害を及ぼす訳ではないため、予算や自身の睡眠状況を考えながらおくるみが必要かどうか前向きに検討してみてください。

しかし、「おくるみを使用したから絶対に赤ちゃんが寝るようになる」という保証は正直ありません。

どうしてもおくるみの効き目、どのおくるみが効くか、という点は赤ちゃんの個性に大きく左右され、確定的なことは言えない状態なためです。

ただ、自身の睡眠不足や育児に悩んでいる場合、少しでも改善できる可能性があるため購入を検討してみることは強くオススメします。

とはいってもおくるみ選びなんて何からすればいいの…?

という方向けに当サイトでは0からおくるみ選びを始める方向けのページを用意していますので、是非使ってみてください。

≫0から始めるおくるみ選びはこちら

おくるみがいらない・必要ない場合

夜泣きや寝ぐずりにあまり悩んでいない場合、おくるみを無理に使用する必要はありません。

また、生後6ヶ月を超過していたりモロー反射が既に消失していたりする場合はおくるみの効力が無いのでこの場合も不要です。

ただ、おくるみはブランケットの代わりなどとして活躍するため外出時のかさばらないお供としてもう少し長く使用できます。

  

もちろん、おくるみがなくてもスヤスヤ寝る子もいます。
もし『必要かな?』と迷っているなら、まずは汎用性の高い1枚布タイプを1枚だけ用意しておきましょう。
おくるみとして使わなくても、授乳ケープ、日除け、シーツ代わりと、助産師の現場でも驚くほど多用途に活躍してくれますよ。

   

バスタオルで代用可能??

バスタオルでの代用は可能ですが、『厚み』と『重さ』に注意が必要です。

バスタオルは伸縮性がないため、動いた時に緩みやすく、顔に被さってしまうと窒息のリスクがあります。

また、重なりが厚くなりすぎて熱がこもることも。安全と使いやすさを考えるなら、やはり専用の薄手で伸縮性のある素材を選ぶのが一番安心です。

    

詳しくはコチラでおくるみがいつまで使えるかシチュエーション別にまとめているです~

≫おくるみがいつまで使えるか詳細はコチラ

  

【助産師チェック】おくるみがあった方がいいタイプは?

  • □ モロー反射が激しい: 自分の動きでビクッとして起きてしまう子
  • □ 背中スイッチが敏感: 抱っこから下ろすとすぐ泣いてしまう子
  • □ 季節の変わり目生まれ: 体温調節をこまめにしてあげたい時期の子

一つでも当てはまるなら、専用のおくるみがママと赤ちゃんの強い味方になってくれます。

おくるみはいる?必要ない?のまとめ

・おくるみがいるか必要ないかは赤ちゃんと親の考え方次第です。
・生後4ヶ月前後までで夜泣き・寝ぐずりが酷く悩んでいる場合は、おくるみが必要である可能性が高い状態です。
・生後6ヶ月以降や、夜泣き・寝ぐずりに特に困っていない場合はおくるみはいらない可能性が高いです。

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