赤ちゃんとの車移動で、おくるみやブランケットをどう使えばいいのか悩んだことはありませんか?
「おくるみをチャイルドシートで使っても大丈夫?」「苦しくない?危なくない?」と不安に感じているママも多いと思います。
この記事では、おくるみをチャイルドシートで使うときの注意点や、正しい使い方、季節ごとの選び方まで、ママ目線でわかりやすく解説します。
おくるみをチャイルドシートで使えるの?

チャイルドシートでおくるみを使っていいかどうか
結論から言うと、おくるみをチャイルドシートで「正しく」使えばOKですが、使い方を間違えると危険になることがあります。
ポイントは、シートベルトやハーネスが赤ちゃんの体にしっかりフィットしているかどうかです。
おくるみを厚く巻いた状態でその上からベルトを締めてしまうと、事故の時に赤ちゃんの体がベルトから抜けてしまうおそれがあります。
そのため、おくるみをチャイルドシートで使うときは「ベルトを先に正しく締めてから上からかける」という使い方が基本になります。
おくるみを使ったときの安全面のポイント
おくるみをチャイルドシートで使うとき、安全に使うために押さえておきたいポイントがあります。
- おくるみよりも、チャイルドシートのベルトのフィット感を最優先にする
- おくるみを巻いた状態でベルトを通さない
- 赤ちゃんの顔まわりを覆いすぎない
- 赤ちゃんの首が前に倒れないように姿勢をチェックする
- 車内温度を調節し、厚着させすぎない
この基本を押さえていれば、おくるみを使いながらでも安心して車移動ができます。
おくるみとチャイルドシートで起こりやすいトラブル
おくるみをチャイルドシートで使うときに、実際によく起こるトラブルを知っておくと、事前に防ぎやすくなります。
よくあるのは、赤ちゃんが暑くなりすぎて汗びっしょりになってしまうケースです。
車内は大人が快適でも、赤ちゃんはおくるみや肌着、ベビー服など何枚も重ね着していることが多く、思った以上に暑くなりがちです。
また、顔まわりまでしっかりおくるみで巻いていると、赤ちゃんの呼吸がしづらくなったり、吐き戻しに気づきにくくなったりすることもあります。
おくるみをチャイルドシートで使うときは途中でこまめに様子を見て、調整しましょう。
おくるみ使用時に避けたいNGな使い方
安全のために、これは避けたほうがよいという「NGな使い方」をいくつかご紹介します。
| NGな使い方 | 理由 |
|---|---|
| おくるみの上からベルトを締める | 事故時におくるみがずれて、体がベルトから抜ける危険があるため |
| 分厚いおくるみを何重にも巻く | ベルトが締まりにくく、暑さで体調を崩す原因になるため |
| 顔までおおうように巻く | 呼吸しづらくなり、吐き戻しにも気づきにくくなるため |
| 首すわり前にきつく固定する | 頭の位置が不安定になり、気道が圧迫されるおそれがあるため |
| おくるみでシートと赤ちゃんを一緒に固定する | チャイルドシート本来の安全性能が十分に発揮されないため |
どれもついやってしまいがちなことですが、理由を知っておくと、自然と安全な使い方を意識できるようになります。
チャイルドシートでのおくるみの正しい使い方
ここからは、実際におくるみをチャイルドシートでどのように使えばよいか、具体的な手順とコツをお伝えします。
基本の手順を分かりやすく確認
おくるみをチャイルドシートで使うときの、基本の流れを押さえておきましょう。
- まずチャイルドシートに赤ちゃんを寝かせる
- おくるみは巻かず、赤ちゃんの服装と姿勢を整える
- チャイルドシートのベルトを正しく通し、体にしっかりフィットさせる
- ベルトの上から、おくるみやブランケットをかける
- 車内温度や赤ちゃんの様子を見ながら、暑そうなら途中で少しはがす
この順番を守るだけでも、安全性はぐっと高まります。
ベルトの締め付け具合のチェック方法
チャイルドシートでいちばん大切なのは、ベルトがきちんと締まっているかどうかです。
おくるみを使う前に、必ずベルトのフィット感を確認しましょう。
目安としては、赤ちゃんの鎖骨あたりのベルトと体の間に、大人の指が1本か2本入るくらいのきつさが理想です。
※製品ごとの説明書を確認しましょう
それ以上ゆるいと、万が一のときに体が動いてしまいますし、きつすぎると赤ちゃんが苦しくなってしまいます。
服装や季節によっても感覚が変わるので、毎回「指の本数」でチェックする習慣をつけておくと安心です。
季節ごとのおくるみの選び方
おくるみをチャイルドシートで使うときは、季節に合った素材選びも大切です。
| 季節 | おすすめの素材 | ポイント |
|---|---|---|
| 春 | コットン、ガーゼ素材 | 日差し避けと冷え対策の両方を意識する |
| 夏 | 薄手ガーゼ、通気性のよいコットン | 基本は軽くかけるだけ、厚手は避ける |
| 秋 | 二重ガーゼ、やや厚手コットン | 朝晩の冷えに合わせて調節しやすいもの |
| 冬 | フリース、ボア、キルト素材 | 厚着をさせすぎず、車内が温まったら一枚減らす |
車内はエアコンが効いているので、外気温だけでなく「車の中でどう感じるか」を基準に調整してあげてくださいね。
長時間ドライブのときの工夫
実家への里帰りや遠出など、チャイルドシートで長時間過ごすときは、おくるみの使い方も少し工夫が必要です。
長い時間しっかり巻かれた状態が続くと、赤ちゃんもだんだん疲れてきてしまいます。
こまめに休憩をとって、体勢を変えてあげることがとても大切です。
休憩のタイミングで、おくるみを少しはずして体をのばしてあげたり、汗をかいていないかチェックしたりするとよいですね。
「寝たからそのままにしておこう」と思っても、1〜2時間おきには様子を見てあげることをおすすめします。
シーン別のおくるみとチャイルドシートの使い分け
次に、おくるみをチャイルドシートで使う具体的なシーンごとのポイントをご紹介します。
退院時に準備しておきたいポイント
出産後、はじめて赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるのが「退院の日」というママも多いですよね。
退院時は病院から駐車場までの移動もあり、外気温の影響も受けやすいタイミングです。
あらかじめ車内を少し暖めておき、赤ちゃんは肌着とベビー服を着せたうえで、おくるみを1枚用意しておきましょう。
チャイルドシートに乗せるときは、先にベルトをしっかり締めてから、おくるみを上からかけてあげると安心です。
初日は写真もたくさん撮ると思いますが、安全面を優先しながら、かわいい姿を楽しんでくださいね。
日常のお出かけで意識したいこと
健診や買い物など、短時間のお出かけでおくるみをチャイルドシートで使うときは、「さっと調整しやすいこと」が大切です。
特にショッピングモールなどは、外と中の気温差が大きく、赤ちゃんの体温調節も追いつきにくくなります。
車に乗せるときは、暑くなりすぎないように、基本は薄手のおくるみを一枚だけかける程度で十分です。
必要に応じて、もう一枚上からかけられるよう、予備のブランケットを車に置いておくと安心です。
短時間の移動でも、汗をかいていないか、手足が冷たすぎないかをときどき触って確かめてあげてください。
真夏と真冬の車移動で気をつけたいこと
真夏や真冬の車移動では、おくるみをチャイルドシートで使うときに、特に温度管理に注意が必要です。
日差しが強い夏は、車内の温度が一気に上がるため、厚手のおくるみは基本的に不要なことが多いです。
逆に冬は、外と車内の温度差が大きく、暖房が効いてくるまでは寒さを感じやすい時期です。
そこで、季節に応じておくるみの使い方を少し意識してみましょう。
- 夏は「日よけ」として薄手を軽くかける程度にする
- 冬は乗りはじめだけ厚手を使い、車内が温まったら1枚減らす
- どの季節も「着せすぎ」「かけすぎ」に注意する
- 赤ちゃんの首元や背中を触って、暑さや冷えをこまめに確認する
ママ自身が快適と感じる少し手前くらいが、赤ちゃんにはちょうどいいことが多いです。
おくるみ以外で使える便利アイテム
最後に、おくるみをチャイルドシートで使うのが不安なときや、もっと楽に使いたいときに役立つアイテムをご紹介します。
フットマフの特徴
寒い季節の車移動には、チャイルドシート用のフットマフというアイテムも人気です。
フットマフは、チャイルドシートやベビーカーに取り付けて使う「足元用の寝袋」のようなもので、ベルトの邪魔をしにくい形になっています。
チャイルドシートに合わせて作られている商品も多く、ベルトの通し穴があるため安全性も確保しやすいです。
一度装着してしまえば、あとは赤ちゃんを乗せるだけなので、毎回おくるみを巻き直す手間も減らせます。
冬場に車をよく使うご家庭なら、ひとつ持っておくと心強いアイテムです。
ベビーカー兼用ブランケットの使いやすさ
ベビーカーとチャイルドシートの両方で使えるブランケットも、とても便利です。
| 特徴 | メリット |
|---|---|
| スナップやクリップ付き | ずれにくく、赤ちゃんが蹴ってもはだけにくい |
| フード付きタイプ | 頭まわりもあたためやすく、外出先でも使いやすい |
| ベルト用のスリット付き | チャイルドシートのベルトを通しやすい |
| 軽くて洗いやすい素材 | 汚れてもすぐ洗えて、毎日気軽に使える |
1枚でいろいろな場面をカバーできるので、荷物を減らしたいママにもおすすめです。
おくるみと併用したいインナーの考え方
おくるみをチャイルドシートで安全に使うには、赤ちゃんの「中に着ている服」の選び方も大切です。
もこもこのカバーオールや厚手のジャンプスーツは、見た目はあたたかそうですが、ベルトが体にフィットしにくくなることがあります。
基本は、肌着と薄手のベビー服で調整し、寒いときはおくるみやブランケットを重ねてあげる方が安全性は高くなります。
特に冬場は「服であたためる」のではなく、「車内の温度」と「上にかけるもの」で調節するイメージを持っておくと安心です。
迷ったときは、赤ちゃんの首元や背中をさわって、冷たすぎないか、汗でしめっていないかを基準にしてあげてください。
おくるみとチャイルドシートを安心して使うためのポイント整理
おくるみをチャイルドシートで使うときに大切なのは、「ベルトのフィット感を最優先にすること」と「温度管理をこまめにすること」です。
おくるみを巻いた状態でその上からベルトを締めるのではなく、必ず先にベルトをしっかり締めてから、おくるみを上からかけるようにしましょう。
季節やシーンに合わせて素材や厚さを選び、赤ちゃんの首元や背中を触って、暑すぎないか、冷えすぎていないかをこまめにチェックしてあげましょう。

