このページは以下のような疑問にお答えする内容になっています
・寝かしつけはいつから?
・寝かしつけはいつまで?
・寝かしつけを終わらせるコツは?
生まれたばかりの赤ちゃんは、寝たり起きたりを繰り返しながら、1日のほとんど眠っているような生活です。
少しずつ生活リズムが出来始めると、まとまった時間眠るようになり、「寝かしつけ」の必要性を感じ、悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「寝かしつけ」のはじめとおわりのタイミングやコツについてご紹介します。
保育士さんの意見も参考にしているので役に立つと思うです〜
寝かしつけはいつから?
まずは寝かしつけはいつから行うのが一般的かご紹介します。
生後3ヶ月頃が寝かしつけ開始目安
寝かしつけのはじめについて、具体的に「いつから」という決まりはありません。
一般的に、生後3ヵ月頃になってくると、赤ちゃんは徐々に昼夜の感覚をつかめるようになり、生活リズムが出来始めます。
そのため、まとまった時間ぐっすりと長く眠るようになる赤ちゃんも増え始めます。
しかし、ふと気づくと「今まで自然にウトウト眠っていたのがいつまでも起きている」、「寝ぐずりをする」等というような姿が見られるようになる場合があるかもしれません。
このタイミングが寝かしつけをはじめる1つの目安です。
寝かしつけ開始に遅過ぎはナシ
3〜4ヶ月を過ぎて寝なくなっちゃったのだけど寝かしつけ開始は遅い?
と、気になってしまう方も多いと思いますが寝かしつけの開始に遅過ぎは一切ないです。
赤ちゃんの発達は十人十色のため、赤ちゃんそれぞれで寝かしつけの要否・時期も違います。
寝かしつけをしないとなかなか眠りに入ることができない赤ちゃんもいれば、3ヶ月以降ずっと「布団に入ればすぐにひとりで眠りに入る」という子もいます。
寝かしつけ不要だった!なんて赤ちゃんはかなり貴重だから焦る必要無いです〜
みんなが同じタイミングで生活リズムが身につくことはありませんので、心配しないでください。
一番大事なことは、「今、目の前にいる赤ちゃんの様子にあわせること」なので寝かしつけはいつ開始でも問題ありません。
寝かしつけはいつまで?
次は寝かしつけはいつまでが一般的なのかご紹介します。
寝かしつけは2〜3歳頃までが目安
寝かしつけのはじめの時期と同様、終わりについても具体的な決まりがある訳ではありません。
一般的(平均的)には、子どもがひとりで眠れるようになるのが、「3歳(幼稚園入園の頃)から6歳(小学校入学の頃)前後」とされています。
そのため、2〜3歳ごろまでに寝かしつけ終了が理想です。
次項目でも触れますがあくまで平均なので焦る必要はないです
寝かしつけを無理に終了する必要はナシ
寝かしつけが『2〜3歳くらいまで』というのは、あくまでも平均・目安になります。
お子さんが、寝かしつけをしてほしいと希望している間(しないと寝ない含め)は、無理に寝かしつけを終える必要は全くないです。
小学生になってからも、少しずつ方法を変えながらそのままずっと寝かしつけをしているご家庭もあります。
周りの様子や年齢等を気にすることなく、お子さんの希望や欲求を満たしてあげることを優先しましょう。
子どもは日々成長しています。
ひとり一人、一歩の大きさは様々ですが、それぞれが自分のペースで、一歩ずつ一歩ずつ歩んでいます。
その成長の過程で、個々それぞれ、子どもが自身のタイミングで終了できることが一番望ましい形です。
大変だけど待ってほしいです〜
寝かしつけをする時のコツは?
最後に少しでもうまく寝かしつけができる確率があがるようにコツを保育士さんの実体験を基にいくつかご紹介します。
環境編①:部屋の照明は徐々に暗く
照明の明るさを絞ることができる場合や、間接照明が多い家の場合にオススメの方法です。
寝る際に段々暗くしていくのではなく、子どもと寝室に入った時(起きている時)から徐々に暗くしていきます。
一瞬で真っ暗にすると、『キャ~♪まっくら~♪』と楽しくなってテンションが上がってしまう子どももいますので、「徐々に」がポイントです。
我が家にそんな照明無い…
という方には、下記の照明がコストパフォーマンス的に一番良いと思います。
価格3,500円前後で、①リモコンによる10段階調光、②おやすみタイマー機能、③豆電球(なつめ球)の3つも良い機能がついています。
リモコンで調光できるのでわざわざ布団を出る必要もなく、そもそもタイマー機能で自動的に少しずつ照明を落とすことも可能です。
また、以外と最近豆電球でない常夜灯が増えていますが、眩しすぎるため子どもは寝られない場合があります。
豆電球は暗めで寝やすいのですきです〜
環境編②:子どもの快適温度を見つける
赤ちゃんが快適な室温は夏は26〜28度、冬は20〜22度と言われています。
しかし、子どもによってはもう少し低めのほうが寝付きが良い場合があるのも事実です。
手足が冷たくなり過ぎないようには注意してくださいね
室温をこまめにはかりつつ、季節にあわせてお子さんの好みの室温を探してみてください。
技術編①:体をトントン
王道ですが優しく柔らかく腰や背中などをトントンするととても心地良く、寝てくれる子が多いです。
一定の間隔やゆっくりと間をあけながら…様々なリズムがありますが、少し早めのトントンを好む子どもも多くいます。
効果は子ども・タイミング次第でそれぞれですがリズムをかえてみるのはオススメの方法です。
技術編②:マッサージ
手のひらや足の裏を、優しくゆっくりさすってあげると、とてもリラックスするようです。
そして、意外と子どもが好むのが、鼻筋のマッサージ。
おでこから口元に向かって、鼻を優しくそーっとさすると心地良くなり、それと同時に自然と目線が下にいくことでウトウト…眠くなるようです。
技術編③:素話
素話とは、良いとこ取りでとても簡単に言ってしまうと『自分で自由に設定して創作したオリジナルの物語を語る』ものです。
今日一日の出来事を、ゆっくりと落ち着いた声でお話するだけで、それはもう立派な『物語』です。
一つ気を付けたいことは、内容が現実そのまま過ぎると子どもによっては、おしゃべりスイッチが発動してしまう可能性があるので、少しだけ現実とずらすことがポイントです。
まとめ
・寝かしつけのはじめとおわりのタイミングはあくまでも目安です。
・お子さんの希望や欲求を満たすことを最優先にしましょう。
・いろいろな「寝かしつけ術」を試しながら、自分の中にストックし、気持ち良く寝かしつけする為の「お守り」にしましょう。